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サイエンス最新ニュースをつまみぐい!

光のスイッチで、記憶力アップ!


もうね、なにがすごいって。情報記憶技術はどこまで進化する気ですかって感じですね。

 

東京大学大学院理学系研究科化学専攻の大越慎一教授率いる研究チームによると、

 

ブルーレイの200倍もの情報を記憶できる素材を発見したとのこと。
5月23日付けの科学雑誌『nature chemistry』によると、

3個のチタン原子と5個の酸素原子を結晶化させた「ラムダ型五酸化三チタン(λ-Ti3O5)」なる物質が、そのうわさの新素材である。

※図は、東京大学プレスリリースより転載

 

東京大学のプレスリリースによると

この物質は、光を当てると金属的な性質(λ-Ti3O5)から半導体的な性質(β-Ti3O5)へと変化する。その逆もまたしかりなのだそう。

 


そもそも、半導体で情報を記憶するってどういうことだろ。

記憶装置としてよく知られているのは、光学と磁気、そして半導体の技術。

半導体メモリでは、半導体でつくられた集積回路に情報を入れ込む。そのなかの、”0”か”1”の情報を蓄える部分を「メモリセル」とよび、電気を流すことによって電位を調節して情報を書き込んでいくのです。


とてつもなくたくさんの小部屋がある大きな家に、1人ずつ入居していく感じだね。

最近は、メモリの高機能・多機能化がすすんでいるため、このおおきな家がニ階建てや三階建て、地下室付きになったりするのだそうです。

 

この家を建てる素材として、λ-Ti3O5が使えるかもしれない。
ブルーレイディスクでは、ゲルマニウムやテルルなどのレアメタル類を使わないといけなかったので、1枚10万円なんてべらぼーに高い値段がついていた。
けど、λ-Ti3O5に使われているチタンも酸素も安価に手に入れられるものだし、合成方法もとてもシンプル。そのため、1/10の価格に押さえられると予想されている。

 

 

実際の社会でどう使われるのか、そこまで考えて技術開発は行われているんですね~。





人工のDNAでも生き物は増殖できる。


 

世界で初めて、人工的に作ったDNAで増殖する人工細菌が誕生しました。
細菌の全DNA配列(ゲノム)を人工的に合成し、別の細菌に移植したところ、移植を受けた細菌は人工ゲノムによって増殖したと、J・クレイグ・ベンター研究所(米メリーランド州)が2010年5月20日付の米科学誌『サイエンス』に発表しました。
研究ではまず、牛の感染症を起こす細菌「マイコプラズマ・ミコイデス」のDNA配列を調べ、この情報に基づき、「ミコイデス」のゲノムの断片を化学合成しました。次に、この断片を大腸菌などに導入して遺伝子組み換えでつなぎ合わせて人工ゲノムを作りました。完成した人工ゲノムを、よく似た細菌「マイコプラズマ・カプリコルム」からDNAを除いた「入れ物」に移植したところ、「カプリコルム」が人工ゲノムの作用で、 「ミコイデス」のタンパク質を作るようになったということです。
研究チームは今後、この方法を用いて、あらゆる生命体を動かしている基本的な仕組みをさらに深く理解し、燃料の製造や有毒廃棄物の分解といった特殊な機能を備えた細菌を人工的に作りたいとコメントしています。
今回人工的に作られたのはDNAのみで、細胞膜やその他の細胞小器官は「カプリコルム」のもの。完全な人工の細菌が作られるにはまだ時間がかかりそうですが、合成生物学の分野の新たな一歩となるでしょう。
YOMIURI ONLINEより http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100521-OYT1T00059.htm
サイエンスの要約(英語)が読めます。 http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/science.1190719

世界で初めて、人工的に作ったDNAで増殖する人工細菌が誕生しました。

 

 


細菌の全DNA配列(ゲノム)を人工的に合成し、別の細菌に移植したところ、移植を受けた細菌は人工ゲノムによって増殖したと、J・クレイグ・ベンター研究所(米メリーランド州)が2010年5月20日付の米科学誌『サイエンス』に発表しました。

 

 


研究ではまず、牛の感染症を起こす細菌「マイコプラズマ・ミコイデス」のDNA配列を調べ、この情報に基づき、「ミコイデス」のゲノムの断片を化学合成しました。次に、この断片を大腸菌などに導入して遺伝子組み換えでつなぎ合わせて人工ゲノムを作りました。完成した人工ゲノムを、よく似た細菌「マイコプラズマ・カプリコルム」からDNAを除いた「入れ物」に移植したところ、「カプリコルム」が人工ゲノムの作用で、 「ミコイデス」のタンパク質を作るようになったということです。

 

 


研究チームは今後、この方法を用いて、あらゆる生命体を動かしている基本的な仕組みをさらに深く理解し、燃料の製造や有毒廃棄物の分解といった特殊な機能を備えた細菌を人工的に作りたいとコメントしています。 今回人工的に作られたのはDNAのみで、細胞膜やその他の細胞小器官は「カプリコルム」のもの。完全な人工の細菌が作られるにはまだ時間がかかりそうですが、合成生物学の分野の新たな一歩となるでしょう。

 

 


YOMIURI ONLINEより

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100521-OYT1T00059.htm

サイエンスの要約(英語)が読めます。 http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/science.1190719

蚊には 悪気は ないのだけれど


 

夏のレジャーに欠かせないのが「虫よけスプレー」ですね。しかし最近、虫よけスプレーに含まれる虫よけ成分「ディート(DEET)」の効かない蚊が出現し、その性質は子孫にも伝わることが判明しました。
ディート(ジエチルトルアミド)は、植物の化学成分の研究をもとに開発され、病気を媒介するカやダニなどを寄せ付けない効果を発揮します。なぜディートが虫よけの効果を発揮するのかは、詳しくは解明されていませんが、今回の研究チームの一員で、イギリスにあるロザムステッド農業試験場の化学生態学者ジェームズ・ローガン氏によると、蚊のメスが産卵のために必要な血液を狙っている時期には、逆に、普段の食物である樹液や花の蜜など、植物のにおいに対して反応しなくなる性質を利用しているといいます。そのため、ディートのにおいがする人を、メスの蚊は植物であると勘違いして、産卵期の蚊が寄ってこなくなるそうです。 
しかし今回の研究で一部のネッタイシマカ(学名:Aedes aegypti)が、ディートの虫よけ剤を塗った人からも、塗っていない時と同じように吸血するようになったと判明しました。ネッタイシマカはデング熱や黄熱病を媒介する種です。調査の結果、遺伝子の変異により、蚊の触角にある感覚細胞がディートを感知しなくなっていたことがわかりました。そしてこの変異型同士で繁殖が進むと、ディートが効かない蚊の比率が一世代で13%から50%へ増加したといいます。ただし今のところ、ディートが効かない蚊の交配相手はほとんどが従来型で、しかも大量に存在するため、心配する必要はないと、ローガン氏は語っています。
蚊が「人を困らせてやろう」と考えているわけではないのでしょうが、自然と蚊自身、有利な性質を身に付けていくものなのですね。
ナショナルジオグラフィック日本語版より http://bit.ly/SBS100518
この研究結果は「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌オンライン版に5/3付けで掲載されています。 

夏のレジャーに欠かせないのが「虫よけスプレー」ですね。しかし最近、虫よけスプレーに含まれる虫よけ成分「ディート(DEET)」の効かない蚊が出現し、その性質は子孫にも伝わることが判明しました。


ディート(ジエチルトルアミド)は、植物の化学成分の研究をもとに開発され、病気を媒介するカやダニなどを寄せ付けない効果を発揮します。なぜディートが虫よけの効果を発揮するのかは、詳しくは解明されていませんが、今回の研究チームの一員で、イギリスにあるロザムステッド農業試験場の化学生態学者ジェームズ・ローガン氏によると、蚊のメスが産卵のために必要な血液を狙っている時期には、逆に、普段の食物である樹液や花の蜜など、植物のにおいに対して反応しなくなる性質を利用しているといいます。そのため、ディートのにおいがする人を、メスの蚊は植物であると勘違いして、産卵期の蚊が寄ってこなくなるそうです。 


しかし今回の研究で一部のネッタイシマカ(学名:Aedes aegypti)が、ディートの虫よけ剤を塗った人からも、塗っていない時と同じように吸血するようになったと判明しました。ネッタイシマカはデング熱や黄熱病を媒介する種です。調査の結果、遺伝子の変異により、蚊の触角にある感覚細胞がディートを感知しなくなっていたことがわかりました。そしてこの変異型同士で繁殖が進むと、ディートが効かない蚊の比率が一世代で13%から50%へ増加したといいます。ただし今のところ、ディートが効かない蚊の交配相手はほとんどが従来型で、しかも大量に存在するため、心配する必要はないと、ローガン氏は語っています。


蚊が「人を困らせてやろう」と考えているわけではないのでしょうが、自然と蚊自身、有利な性質を身に付けていくものなのですね。


ナショナルジオグラフィック日本語版より http://bit.ly/SBS100518

この研究結果は「Proceedings of the National Academy of Sciences」誌オンライン版に5/3付けで掲載されています。 

流し台で進路をセンタクしてみる。


 

GWが過ぎ初夏の季節がめぐってきました。暖くなると心配なのが食中毒ですね。給食や弁当を食べる前には手を洗って雑菌を取り除きますが、実は洗い流されていたのは雑菌だけではないようなのです。
アメリカのミシガン大学の博士課程で心理学を専攻する大学院生スパイク・W・S・リー氏が、2010年5月7日発行の『Science』誌に発表した研究によると、手洗いには難しい決断をした後に頭に残る葛藤を「ぬぐい去る」効果があるといいます。
人間は難しい選択を強いられた後、自らの決断を正当化して安心しようとする傾向があります。ところがこの研究の実験では、難しい選択を行った後に手を洗った被験者のグループは、自らの選択を無意識のうちに正当化する必要性を感じなくなったというのです。
手洗いの効果を試すため、リー氏らはボランティアの学生を対象に、本当の実験目的を明かさず、消費者の意識調査という名目で実験を行いました。40人の学生からなるグループに10枚の音楽CDを自分の好きな順番に並べてもらい、謝礼として5位か6位のCDのいずれかを選んで持ち帰ってもらうと告げました。CDを好きな順番に並べた後で、一部の学生には液体ハンドソープの評価との名目で手を洗ってもらい、それ以外の学生には液体ハンドソープのボトルを見るだけで評価してもらいました。その後でもう一度CDを好きな順番に並べてもらったところ、手を洗わなかった学生は自分が持ち帰るCDを前回よりも高いランクに置き、手を洗った学生は10枚のCDを前回とほぼ同じ順番に並べました。手を洗わなかった学生は、無意識のうちに自分の選択を正当化しようとして、選んだCDを高く評価したのだと考えられます。
自分の進路選択に迷った時は、まずは流し台に行って、手を洗って心を落ちつけてみましょう。
ナショナルジオグラフィック日本語版よりhttp://nng.nikkeibp.co.jp/nng/index.shtml

GWが過ぎ初夏の季節がめぐってきました。暖くなると心配なのが食中毒ですね。給食や弁当を食べる前には手を洗って雑菌を取り除きますが、実は洗い流されていたのは雑菌だけではないようなのです。

 

アメリカのミシガン大学の博士課程で心理学を専攻する大学院生スパイク・W・S・リー氏が、2010年5月7日発行の『Science』誌に発表した研究によると、手洗いには難しい決断をした後に頭に残る葛藤を「ぬぐい去る」効果があるといいます。

 

人間は難しい選択を強いられた後、自らの決断を正当化して安心しようとする傾向があります。ところがこの研究の実験では、難しい選択を行った後に手を洗った被験者のグループは、自らの選択を無意識のうちに正当化する必要性を感じなくなったというのです。

 

手洗いの効果を試すため、リー氏らはボランティアの学生を対象に、本当の実験目的を明かさず、消費者の意識調査という名目で実験を行いました。40人の学生からなるグループに10枚の音楽CDを自分の好きな順番に並べてもらい、謝礼として5位か6位のCDのいずれかを選んで持ち帰ってもらうと告げました。CDを好きな順番に並べた後で、一部の学生には液体ハンドソープの評価との名目で手を洗ってもらい、それ以外の学生には液体ハンドソープのボトルを見るだけで評価してもらいました。その後でもう一度CDを好きな順番に並べてもらったところ、手を洗わなかった学生は自分が持ち帰るCDを前回よりも高いランクに置き、手を洗った学生は10枚のCDを前回とほぼ同じ順番に並べました。手を洗わなかった学生は、無意識のうちに自分の選択を正当化しようとして、選んだCDを高く評価したのだと考えられます。

 

自分の進路選択に迷った時は、まずは流し台に行って、手を洗って心を落ちつけてみましょう。

ナショナルジオグラフィック日本語版よりhttp://nng.nikkeibp.co.jp/nng/index.shtml

5月病を吹っ飛ばせ!第1弾企画-寝ながら勉強効率あげられる?!


5月病で有名な5月になりましたね!

新しいクラスの雰囲気にも慣れ、そろそろ気も緩みはじめるこの季節。

 

眠気誘う涼しい風が吹く教室で、ついうとうとしがちになります。

 

そんなあなたに朗報!

 

 

 

 

なんと、昼寝をすると私たちの「記憶する」パフォーマンスがUPする

という研究成果が発表されました。

 

『Current Biology』という、生物学を広く扱う学術雑誌に、このほど掲載された論文によると、

夢を見るほどたっぷりと昼寝をとった人は、昼寝をしていない人よりも

その後の作業効率があがるというものだ。

 

 

100人を対象に、コンピュータ上で迷路をクリアするゲームをやってもらったあと、

それぞれ1時間半昼寝するグループと起きたままのグループの2つに分ける。

その後、再び同じ迷路をクリアさせたところ、

昼寝グループのほうが、平均30秒ほど早く進むことができたという。

中には、1秒半も早くクリアできた人もいたとか!

 

 

 

確かに、寝たらその分だけ頭もすっきりして、脳が活性化しそうなものだ。

しかし、面白いのはそれだけじゃない。

 

研究チームによると、ポイントは「夢をみるほど深く寝ること」らしい。

 

睡眠は一般的に、浅いレム睡眠と深いノンレム睡眠に分けることができるが、

ノンレム睡眠に入ることが、特に記憶をつかさどる海馬を活性化する引き金になっているのではないかと

今回の研究結果から研究者たちは考えている。

 

 

 

「記憶」には、作る、蓄える、思い出すという過程があり、

脳のいろいろな部位を経由して海馬体に入った情報は、海馬で処理されて、記憶信号となって送りだされ蓄えられるのだ。

 

この様な一連の回路の中で、記憶をどのように貯蔵するか、どのような手がかりで思い出すかなどについてはまだまだ研究中のものが多い。

 

 

 

ノンレム睡眠時の記憶機構を解明することができれば、

 

我々の究極の夢”寝ながら頭が良くなる!!”ことが実現に一歩近づくことになるだろう。

 

 

 

 

いまはまだ、先生に怒られる存在である「昼寝」だが、

そのうち必須科目となって一日の授業の中に組み込まれる時代がやってくるかもしれませんね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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