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理化学研究所から新しいタイプの顕微鏡が発表されました!
何はともあれこいつを見てほしい。

これは、ヒトの染色体の3次元画像。
今回つくられた顕微鏡は
「細胞の中を3次元観察できる新タイプのX線顕微鏡」
と言われるもの。
何がすごいって、今までの顕微鏡では、細胞など内部構造を丸ごと観察する事は難しかったのです。
TEMと呼ばれる透過型電子顕微鏡では、薄くスライスした試料じゃないと観察できなかったり、逆にX線を利用する顕微鏡では、小さな物質だとX線がそのまま通過してしまい撮影できないなど、小さな物質を丸ごと観察するというのは並大抵ではなかったのですよ。
今回、理化学研究所で開発した技術は、コヒーレントX線回折という現象を利用する事で、3次元観察を可能にするというもの。これによって、立体的な表面構造のみではなく、細胞の内部については電子密度までがわかる。
しかも、さらにすごいのは、理研は「X線自由電子レーザー」というものを使った次のステップを考えている。
SPring-8キャンパス内に建設中であり、国家基幹技術の1つに指定された技術だ。
これによって、さらに分解能(精度ですね)があがるとか。
分子の世界から構造を理解できる未来が開けた瞬間なのかもしれない。
というわけで、2008年最後のニュースも、世界初日本発の技術でしめくくってみました!
皆さんそれでは2009年もよろしくお願いいたします。
ニュースソース:asahi.com:細胞の内部まるごと立体的に観察 理研が新型X線顕微鏡