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それはまるで映画の世界だ。
車がしゃべり、目的地を告げると、自動的に誘導してくれる。
そんな未来が来るかもしれない。
ただし、そのアプローチの目的はちょっと違う。
今回NEDOの委託事業として挙げられているのは、
「センサーを駆使した効率よい運転で二酸化炭素(CO2)を削減する」
そう。温室効果ガスの削減につながる仕組みをつくるというものだった。
委託先は、財団法人・日本自動車研究所。さっそくその中身を見てみよう。
トラックなどの大型車は、高速で走ると空気抵抗が大きくなり、燃費が悪くなる。だが、隊列走行だと2台目以降の空気抵抗は小さくなる。25トントラック3台が、時速80キロ、車間距離4メートルで走行した場合、3台の平均で約15%の燃費改善につながるという。 出典:asahi.com
トラックなどの大型車はディーゼル車が多く、これは平成17年に排気ガス規制が施行されるなど、排気ガスを抑制するということに神経が注がれている。
しかし、上記の情報によれば、15%もの燃費が改善するというのだ。燃費が改善するということは、同じガソリンの燃焼量による走行距離が改善するという事。CO2削減にも大きく貢献すると考えられるだろう。
では、これを実現するにはどうしたらよいだろうか。
ここからが、最初に記した、近未来的な感覚につながってくる。
現在、自動車はすべて人の手によって操縦されている。
これをセンサーにより最適化しようというものだ。
GPSや三次元地図といったデジタルデータをもとに、自らの位置や速度を把握する。
仲間の車は無線で接続され、それぞれの車が一定間隔を保ちながらハンドル・ブレーキ操作を自動で行うというものになるという構想だ。
人間一人ひとりが操縦するよりも、このようにシステム化されていく方が渋滞も減るだろう。
ましてや、燃費が向上する隊列走行(つまり、F1でいうところのスリップストリームだよね)のようにデリケートな走り方が求められるのであれば、このようなシステムが完備される必要があるんだろうなと想像には難くない。
応用の世界が広いなと、未来を思わず想像しちゃったニュースでした。
ニュースソース:asahi.com:センサー駆使、隊列走行で燃費改善 10年度から実験
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