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「宇宙で培養されたサルモネラ菌は毒性が強化」:制御するための研究:wired
写真:サルモネラ菌(宇宙ではなく地球で培養されたもの)/ウィスコンシン大学
あけましておめでとうございます。
さて、2009年最初のニュースは、宇宙から。
2009年といえば、世界天文年ということもあり、また宇宙への注目が集まりそうな年ですが、
そんなめでたい年の最初に、まずは「宇宙でサルモネラ菌の毒性が4倍強くなる」という研究をご紹介。
スペースシャトル『アトランティス』(STS-115)で宇宙へ送られて、地球に戻ってきたサルモネラ菌をネズミに感染させたところ、
なんと、4分の1程度の投与量でネズミを感染させることができたという。
宇宙といえばもちろん微少重力。当然ですが、顕微鏡で見えるようなミクロの世界でも重力がないのは同じです。
宇宙で培養されたサルモネラ菌は、細胞周囲の水分から細胞膜が受ける圧力が減った状態になります。
じつは、人間の消化器系でもこの細胞膜への水分からの圧力が弱いため、サルモネラ菌は繁殖しやすくなっているのです。
なので、より細胞膜への圧力の低い状態が続いた宇宙では、遺伝子が活性化し、より高い繁殖力と毒性を示したということです。
宇宙なんて行ったことないはずの微生物が、宇宙で活性化する。どうしてだろうと調べてみると、
人間の体内にいる時と勘違いしていただなんて、面白いですよね。
というわけで、年の初めのサルモネラ菌ニュースでした。
豪華な食事のつづくお正月。
くれぐれも、健康にはお気をつけくださいね。
今年もよろしくお願いします。
植物の種を宇宙で半年保管し、戻ってきた種の変化を調べるプロジェクトはこちら。