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灯台の一番上まで登ると、狭い空間に大きなレンズが視界に拡がります。電球から発せられる光源がレンズを通って、遥か海の向こうまで届いています。
そのレンズは、フレネルレンズとプリズムが組み合わさって出来ています。フレネルレンズは凸レンズにギザギザの段差をつけた形をしていて、カメラのストロボにも使われています。
段差をつけることで、色々な方向に屈折してしまう光を同じ方向に向かせることが出来るのです。
更に大型の灯台では、フレネルレンズの上下にプリズムを組み合わせ、より強い光を出せるようにしています。
千葉県の犬吠崎灯台のレンズの高さは3.0m、野球場などの競技施設でナイター用照明でも使われているメタルハライドランプ(400w)の電球だと、110万カンデラの明るさを出し、約36km先まで照らすことが出来ます。
しかし、ずっと光りっぱなしではありません。このレンズは水銀に浮かべられており、モーターで一定の周期で回転させているので、10~15秒間隔で強い白い光を発するようになっています。
灯台ごとに光の色と出し方の組み合わせが違っていて、船や町のあかりとはっきり区別出来るようにしています。海に囲まれている日本には、多くの灯台があり、その中でも10か所の灯台と資料展示室を見学することができるそうです。
時間がある時に、ぜひ一度訪れてみてください。
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