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インドカレーを手で食べる。長年憧れてきたその行為が、ついに実現された。場所は東京都京橋。ITや金融系企業がひしめくビルの一角にそのお店はある。大きなバナナの葉の上に、数種類のカレーとライスなどが盛りつけられた、南インド料理「ミールス」が名物。
しかし、いざ手で食べようとした瞬間、想像以上の熱さが指先に伝わってきて思わず落下。隣には、同じタイミングで運ばれてきたミールスを超高速で食べるインド人。3倍の速度で平らげていき、颯爽と立ち去っていった。
‥とういうわけでなんだか悔しいから、今回は、触覚について調べてみた!
私たちには「視覚」「聴覚」「味覚」「嗅覚」という集中した感覚器官のほかに、全身に分布している唯一の感覚器官、「触覚」がある。触覚が点在する皮膚の構造はどうなっているのだろうか。皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3つの層からなる。その厚さは、通常だと表皮は0.06~0.2m
m(手のひらは0.7mm)、真皮とあわせると0.4~2.4mmある。皮下組織はゆるい網状の結合組織となっている。
皮膚には感覚受容器があり、全身では107個、痛覚は2×106個、熱さを感じる温覚は3×104個、冷たさを感じる冷覚は2.5×105個ある。これ以外に圧力を感知する圧覚も存在する。

上図は感覚点の分布イメージ図
赤は痛覚、緑は圧覚、青は冷覚、茶は温覚。
ヒトの場合、温度感覚は皮膚上の温覚と冷覚によって検出される。密度で比較すると、手の表面1cm2あたり1~5個の冷覚があるけど、温覚は0.4個程度しかない。感度を比較すると、からだのほとんどでは冷覚感度が高く、より寒さに敏感。唇やおなかだけは、例外的に温覚感度のほうが高い。冷たいお茶と熱々のスープを唇に当てて飲むところをイメージすると、なんとなく分かりやすいだろう。
と、いろいろ調べてはみたが‥インド人の指の厚さや神経の発達に関する資料は見つからない。ちなみに、手で食べるときは、まずカレーとごはんを混ぜて温度を下げるそうだ。根本的に食べ方を間違えていただけだったらしい。
豆知識:インドのお金「ルビー」のデザインは、指。1、2と数えるインド人の指が描かれているのだ。インドに旅行するときは、ぜひ硬貨とインド人の指の厚さにご注目を。