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おばけなんてこわくない


企画展『お化け屋敷で科学する!』(日本未来科学館)に行ってきた。
恐怖はどのように生まれ、記憶に刻まれるのか。恐怖を感じるとき、脳のなかではなにが起こっているのか。「お化け屋敷」+「先端研究紹介」で構成されたこの企画展は想像以上におもしろかった!

 


ヒトが恐怖を感じるとき、脳のなかでは2つの判断経路が働いている。「せっかち経路」と「のんびり回路」だ。いきなりゾンビが飛びかかってきたとき、「出た-!!」と真っ先に逃げ出すときの神経伝達経路が「せっかち経路」。と、同時に「いや、あれは作りものだ。落ち着け」と冷静に判断して踏みとどまらせるのが「のんびり経路」なのだ。

 

恐怖から逃げたいという気持ちは重要である。生き物は、この2つの経路を使って恐怖に対して正しく反応することで、生きるか死ぬかの重要な判断をしている。
しかも、その恐怖が集団「伝染」することで危機警戒レベルが上がり、種を保つことにつながる。と、なんともポジティブな解釈だが、思わず納得してしまう。

 

そうは言ってもお化け屋敷は死ぬほどきらい。偽物だと思っていてもやっぱ無理。号泣する子供のせいで見事に恐怖が伝染したし‥

 

しかし!!この企画展の盛り上がりところは最後にあった。なんと、「お化け屋敷」のライブモニターを見ながら、「悲鳴」や「ロッカーのドアから人形」といったしかけボタンを押せるのだ。つまり、さんざん自分が驚かされた後に、今度は他人を驚かすという画期的なストーリー

 

そして、やっぱり怖がりは、ヒトを怖がらせるツボを知っている。絶妙なタイミングで、来るヒトすべてに悲鳴をあげさせることが出来たのである。ひさしぶりに、すっきりした幸せな気分になれた休日でした★

「ダチョウ王国」へようこそ


茨城県石岡市には、「ダチョウ王国」なる場所がある。「3拍子揃ったダチョウが21世紀の畜産を支えます!!」と、自信たっぷりにダチョウを押し出すこの王国。卵の大きさだけが取り柄じゃない、ダチョウの意外な利用方法とはなんだろう。

 

3拍子とは、「飼育コストが安い」「発育が早い」「繁殖力が強い」。ダチョウは、完全に屋外で飼育ができ、2歳から約40年間卵を生み続ける(年平均40個)。寿命が40~50年なので、ほぼ一生産卵が可能となる。ダチョウ王国では1000匹のダチョウを飼育しており、観光牧場として開放する一方、隣接する施設でなんとダチョウのお肉や卵料理が食べられるのだ。ダチョウのお肉は柔らかく、くせや臭みがない。低カロリーなのに栄養価が高いと、健康志向な食材なのだ。

 

それだけではない。ダチョウの羽根は、宝塚やリオのカーニバルの装飾品に使われているし、ダチョウの皮はカバンや財布などの高級革製品として注目を集めている。更に、角膜などは移植医療分野で研究が進められている。ダチョウの卵から抗体を大量に作るベンチャー企業もあるぐらい、ダチョウはさまざまな分野で活躍しているのだ。

 

実際に、ダチョウの大群を目の当たりにすると結構圧巻される。エサ(500円)を見つけるとわさわさと集まり、フェンスの隙間からくちばし を次々と出してくる。最初、手のひらをつっつかれるのは怖いけど、徐々にかわいく見えてくるはず。繁殖期(3月~9月)に訪れると、運がよければ求愛ダンスが見られる。こちらから踊るように促すことも可能。やり方は、両手を広げて8の字にくねくねと大きくうねること。すると、同じようにダチョウも羽根を広げて応えてくれるだろう。

 

ちなみに、ダチョウ王国ではダチョウ以外にもさまざまな動物に会える。しかも、フェンスの中は出入り自由!!エミューは猛スピードで追いかけてくるし、アルパカは顔面めがけてエサの食べカスをぶっかけてくる。本当の意味で動物と触れ合える、日本では貴重な場所である。

 

そんなダチョウとの素敵な出会いを創造する「ダチョウ王国」で、いつもの生活にスパイスを。

16年後の科学技術の世界を予想しよう


追加経済対策の一環で、実施される「世界最先端研究支援強化プログラム」。2700億円の研究基金を設立して、国民から「科学技術で実現してほしいこと」や「実現すると期待していること」を公募するそうだ。「環境・エネルギー」「医療・健康・介護」「豊かな暮らし・子育て」「交通・通信」「安心・安全」「食・食品」「その他」の分野について、意見を3つまで載せられる。興味あるひとはぜひ内閣府の応募ページまで!


個人的には、もっと海を安全かつ自由に泳ぎまわりたいから、潜水技術を開発してほしいな。

そういえば、昭和35年(1960年)に科学技術庁が監修した『21世紀の階段』(弘文堂)では50年後(2010年)の科学技術を予測していた。
携帯電話や電子レンジ、人工授精など約4割はすでに実現されているが、原子力関連はほとんどゼロに近い。これは原子力関連技術の影響や安全性の問題、そして冷戦終了や代替燃料の開発など社会の変化によるところが大きい。科学技術の未来を予想するとき、社会(みんなの考え方、生活パターンなど)との関係性を考えていかなければならないのだ。


現時点でまだ実現していない未来の技術のひとつに、「台風を操縦する技術」がある。雲の中の含水量を調節して、水の必要なところに移動させる技術が開発されているという予測だ。


現在では、この需要に対する技術はどのように開発されているのだろう。カトリーヌなどのハリケーン被害が酷いアメリカでは、発生場所にミサイルを撃ち込んで爆破させ、ハリケーンの勢力を一気に弱めようと試みている。日本でも実現可能だが、ミサイルは戦争に発展する可能性があるため、いろいろと法整備が必要らしい。


また、雨を自由自在に降らせる「人工降雨」の技術も開発中。ドライアイスやヨウ化銀を散布して、「核」となる雨粒を人工的に作り、雲のなかにある水蒸気を吸い寄せて成長させて雨を降らせるのだ。実際に2008年北京オリンピックでも使用され話題になった。これ以外に水不足や干ばつの対策技術としても期待されている。


このように、予測から外れていても、新しい技術と世界規模の諸問題や社会情勢から、更に新しい技術や産業がどんどん生まれていく。未来は予測できないからおもしろいのだが、16年後の世界と自分を想像して、夢に向かって突き進んでみるのもきっとおもしろい。

6/28 大人のサイエンスカフェ第17回:あなたの知らないコラーゲンの世界


第17回あなたの知らないコラーゲンの世界

*講師

服部俊治さん
株式会社ニッピ
バイオマトリックス研究所所長

*タイトル

あなたの知らないコラーゲンの世界【実験つき】

コラーゲンの化粧品やゼラチン製品の製造販売を行う
株式会社ニッピの研究所より講師をお招きします。
コラーゲンの研究をして20数年、
小学生向け出前授業で、大人気の「もじゃ博士」によるサイエンスカフェです。
お肌も潤う(?)お話はいかがでしょうか?
今回は、なんと実験も行います!

→小学生向への出前授業で行った内容は文末に紹介!カフェではどんな実験があるのかな?

*スケジュール

6/28 (日)
15:30 開場
16:00 サイエンスカフェ開始@Cafe de Leavanest
18:00 サイエンスカフェ終了・その後懇親会
※今回の懇親会には講師はご都合により参加いたしません。   何卒ご了承ください。

【開催場所】

Cafe de Leavanest(カフェ・ド・リバネス)
四ツ谷三丁目駅徒歩1分 アスナロビル3階

【参加費】

1名あたり1,000円(税込)(ワンドリンク付き)

お申込はこちらから。





小学生向けの実験授業で行った様子。

牛肉食べてもウシにならないのはナゼ?

しょうかぁ!食べ物は消化されるんだ! ~コラーゲンの性質と消化実験~


牛肉を食べてもウシにならないのはなぜだろう?牛肉に含まれる成分の1つ、コラーゲンに注目して考えます。まず、コラーゲンがからだの中でどのような働き をしているかを実験で調べます。コラーゲンは人のからだには欠かせない成分ですが、牛のコラーゲンがそのまま人の体に取り込まれるのではありません。消化 液を加えると、分解されることを実験で確かめ、食べたコラーゲンは消化吸収され、人のコラーゲンが新たにつくられていることを学びます。

<関連単元>
6年下巻 からだのつくりとはたらき

<時間>
45分

<内容>
【導入】コラーゲン(ゼラチン)ってどんなもの?
【実験1】温めたゼラチンを冷やしてみよう
【講義】私たちの体は何でできている?体にたくさん含まれるコラーゲン
【観察】牛の骨、豚の骨を観察してみよう
コラーゲンを抜いた骨、カルシウムだけの骨を観察
それぞれの成分の役割を実感する
【講義】私たちがご飯を食べるわけ
【実験2】食べたものはどうなる?~ゼラチンの消化実験~
【まとめ・発展】食べたものは消化され、体に必要なものに作りかえる。

実施報告

08年11月7日 北方小学校で実験教室を開催しました。

09年1月15日 牧園小学校で実験教室を開催しました。

□当日の様子
マブチモーター実験教室
    • 当日は12名のスタッフと講師が小学校へ行きました。
      子どもたちの目の前にはコラーゲンだけになった骨とカルシウムだけの骨。体を支える骨がコラーゲンの弾力性と、カルシウムの硬さでできていることを肌で感じることができました。
      肉を食べると私たちのおなかの中で何が起こるんだろう?ゼラチンに消化液を加え、おなかの中を再現。冷やしてもゼラチンが固まらないことに驚きの様子でした。
      班に1人ずつついた研究者は気さくな雰囲気のお兄さん、お姉さん。子供たちは積極的に発言や質問をしていました。
  • □子供の声
    • ゼラチンを冷やすとかたまるのを知って、びっくりした。牛肉を食べて牛にならないというのはわかっていたけど、なぜならないか知ることができて、楽しかったです!!
    • コラーゲンは私達の体にとても必要だった事がわかりました。コラーゲンとゼラチンは、関係があった事も、知りました。意外と、コラーゲンは、体のいろんなところに使われていて、おどろきました。
    • 今まで知らなかったことや、不思議に思っていたことが身の周りに役立っていたりして少しおどろいた。又、分かりやすくて、もっとやりたいと思った。
    • 先生はとてもやさしく、質問したらそれ以上にいろいろな事を教えてくれたので、また来てほしいなと思いました。
    • とってもおもしろかった。私たちの体の機能ってこうなっているんだ、とすごくはっきりわかって楽しかったし、おどろいた。また、豚の骨など、実物もあって、イメージがわきやすかった。
    • コラーゲンとゼラチンが同じだってことにはおどろいた。それに、コラーゲンを温めるとゼラチンになるのに冷やしてもコラーゲンにはならないのが、不思議でおもしろかった。
    • ぶたの骨をコラーゲンだけにしてさわったかんしょくがぶにょぶにょしててとてもおもしろかったです。
    • 特別講師の先生の話は、すごくこまかく説明してくれたのでわかりやすかったです。また一緒に授業をやりたいと思いました。
    □教員の声
    • 子どもが興味をもって取り組める内容で「理科」を楽しく学んでいた。
    • 子どもたちが大変興味深く取り組んでいました。理科で「からだのつくりとはたらき」について学習したので関連づけて考えることができたと思います。
    • 説明が丁寧でした。内容は少し難しいですが、講師の方が分かりやすくやさしく子どもに接してくださったのが印象的でした。
    • 1グループに1人ついて下さり、支援してくださったので、実験も的確でよかったです。説明も的確で小学生でもとてもわかりやすかったです。ありがとうございました。


    <関連情報>
    企業ホームページ

    サマーサイエンススクールin海士2009


    サマーサイエンススクールin海士2009~島の環境調査隊になろう!


    島根県隠岐郡海士町。

    自然豊かなこの島は今、新しい環境教育に挑戦しています。
    島内と島外の高校生が、若手の研究者の協力で島の環境調査をし、結果を元に地域に
    提言をもたらすサマースクールの開校です。今年度のテーマはエコ検定。
    昨年度校舎のエコ改修に取り組んだ海士中学校を拠点に、海に、山に、地域環境の
    調査を行いながら、海士の環境に関する「海士エコ検定」をつくります。
    海士から日本に発信する新しいエコ基準を、一緒につくってみませんか?

    ▼過去の様子

     

    【日時】平成21年7月31日(金)~8月4日(火)
    【主催】海士町教育委員会
    【協力】株式会社リバネス
    【対象】全国の中学生(高校生も可)
    【場所】海士中学校 隠岐島前高等学校

    【参加費】 無 料

     ※宿泊費、食費、教材費、保険料すべて込み

    ※交通費のみ実費負担
    【定員】10名
    【申込】株式会社リバネス(担当 環野)
    電話:03-6277-8041 FAX:03-6277-8042
    E-mail:educ@leaveanest.com
    【URL】http://www.kyouikuouen.com/about/inq.html

    ※学校名、参加者氏名、住所、連絡先(電話、FAX、Email)、保護者氏名、参加動機を記入ください。

    ※応募多数の場合は抽選いたします。

    【スケジュール】
    ■7月31日 移動日
    初めて会う仲間と仲良くなろう!
    09:30  羽田空港集合 ※関東以外の方はご相談ください。
    17:30    開所式
    18:00~19:00 オリエンテーション・ミッション提示

    ■8月1日 海士町と地域の環境を知ろう!
    実験やフィールドワークを通じて、環境について考えよう!
    09:00~10:00 海士の紹介(環境、地域性、海士中学校について)
        (講師:海士町教育委員会)
    10:00~12:00 【ツアー】エコ改修体験ツアー(講師:海士町教育委員会)
    13:00~16:00 【野外】フィールドワーク:(講師:リバネス)
    エコって何?地域に飛び出して、身近な生活環境と自然環境との
    つながりについて知ろう!              
    19:00~21:00 【講義】環境検定内容の設定(講師:リバネス)/研究者の生活を知ろう(研究紹介)

    ■8月2日 海士エコ検定試験をつくろう!
    海士町が行っている環境活動を理解し、意識するべき課題を考えよう!

    09:30~16:30 【野外】フィールドワーク(酪農、ゴミ、森林、海洋、海士中等)、エネルギー循環を中心として私たちの生活や、海、森 に着目し、自然の豊かさと資源としての自然の重要性をサイエンスの視点を取り入れながら調査しよう。
    19:00~21:00 【議論】検定試験の内容検討

    ■8月3日 発表会
    環境を考えるきっかけ、エコ検定を全国へ発信しよう!

    09:30~14:00【議論】検定内容調査・発表準備(ポスター作成)
    15:00~1700 【野外】海体験
    18:00~19:30 発表会
    19:30~21:00 交流会

    ■8月4日 移動

    07:30~ 振り返り・閉会式

    09:00~ フェリーにて離島

     

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