株式会社リバネス運営ウェブサイトメディア開発事業部(担当:もう)|リバネスコーポレートサイト
追加経済対策の一環で、実施される「世界最先端研究支援強化プログラム」。2700億円の研究基金を設立して、国民から「科学技術で実現してほしいこと」や「実現すると期待していること」を公募するそうだ。「環境・エネルギー」「医療・健康・介護」「豊かな暮らし・子育て」「交通・通信」「安心・安全」「食・食品」「その他」の分野について、意見を3つまで載せられる。興味あるひとはぜひ内閣府の応募ページまで!
個人的には、もっと海を安全かつ自由に泳ぎまわりたいから、潜水技術を開発してほしいな。
そういえば、昭和35年(1960年)に科学技術庁が監修した『21世紀の階段』(弘文堂)では50年後(2010年)の科学技術を予測していた。携帯電話や電子レンジ、人工授精など約4割はすでに実現されているが、原子力関連はほとんどゼロに近い。これは原子力関連技術の影響や安全性の問題、そして冷戦終了や代替燃料の開発など社会の変化によるところが大きい。科学技術の未来を予想するとき、社会(みんなの考え方、生活パターンなど)との関係性を考えていかなければならないのだ。
現時点でまだ実現していない未来の技術のひとつに、「台風を操縦する技術」がある。雲の中の含水量を調節して、水の必要なところに移動させる技術が開発されているという予測だ。
現在では、この需要に対する技術はどのように開発されているのだろう。カトリーヌなどのハリケーン被害が酷いアメリカでは、発生場所にミサイルを撃ち込んで爆破させ、ハリケーンの勢力を一気に弱めようと試みている。日本でも実現可能だが、ミサイルは戦争に発展する可能性があるため、いろいろと法整備が必要らしい。
また、雨を自由自在に降らせる「人工降雨」の技術も開発中。ドライアイスやヨウ化銀を散布して、「核」となる雨粒を人工的に作り、雲のなかにある水蒸気を吸い寄せて成長させて雨を降らせるのだ。実際に2008年北京オリンピックでも使用され話題になった。これ以外に水不足や干ばつの対策技術としても期待されている。
このように、予測から外れていても、新しい技術と世界規模の諸問題や社会情勢から、更に新しい技術や産業がどんどん生まれていく。未来は予測できないからおもしろいのだが、16年後の世界と自分を想像して、夢に向かって突き進んでみるのもきっとおもしろい。